「GameFi」って最近よく聞くけど一体なんなん?
なんと!ゲームで遊ぶことで仮想通貨が稼ぐことができるんだよ!
こんにちは。ふぁーぺん(@ENJOYNFT_Peng)です。
『ゲームをしながらお金が稼げたらいいのになぁ…』って思ったことありませんか?
それを実現するのがGameFi!!
実は、2021年から一気に人気に火がつきました。
ということで、今回の記事では、GameFiの概要をお伝えしたうえで、始め方として入門者や仮想通貨初心者が準備するべき3ステップを解説します。
- とにかくゲーム大好き!できるものなら一生やっていたい!
- Gameで稼げると聞いてめちゃくちゃ興味がある
- GameFiの始め方を知りたいけど、やり方がわからない
GameFiとは?ゲームの歴史から学ぼう
そもそも『GameFi』という言葉の意味について知らない方も多いと思うので、最初に解説す。
『GameFi』とは、Game(ゲーム)とDeFi(分散型金融)をくっつけた言葉です。
ちなみに、読み方はゲームファイです。
ザックリ言うと、ゲームで遊ぶこととお金を融合させたという意味。
これを俗に「Plya to Earn」(プレイ トゥ アーン)と呼びます。
略して、P2E(ピーツーイー)とも言います。
直訳すると、「遊んで(お金を)得る」ですね!
GameFiの他にも色々と言い回しがあり、NFTゲームやブロックチェーンゲームも同じ意味だと思ってもらってOKです。
ゲームの歴史から知るGameFiへの流れ
まだ、あまりイメージが湧かないと思いますので、まずはゲームの歴史を振り返ってみます。
ゲームの歴史を簡単に表にまとめました。
ゲームの遊び方 | 時代 | 概要 | 主なデバイス | タイトル例 |
Pay to Play | 〜2010年頃 | ゲームで遊ぶことが目的の時代。 ゲームが新しい娯楽として登場した。 | ファミコン・プレイステーションetc | ドラクエ・FF・ポケモン・あつ森 |
Free to Play | 2010年頃〜 | ゲームを無料で遊べる時代。 企業の収益は、課金重視へ。 | スマートフォン・タブレット | パズドラ・モンスト・ウマ娘 |
Play to Earn | 2021年〜 | ゲームすることで収益を得る時代。 非中央集権的でプレイヤーファースト。 | スマートフォン・PC・タブレット | Axie Infinity・TownStar・元素騎士Online |
では、それぞれもう少し説明していきますね。
Pay to Play(ペイ トゥ プレイ)
まずは、「Pay to Play」の時代。
テレビゲームやゲームボーイやニンテンドーDSなどのポータブルゲーム機が主流だった時代は、当然、ゲームソフトを買って遊んでみんな満足していました。
例えば、僕自身もドラクエやファイナルファンタジーを子供のころプレイしてましたね。
(FF10のエンディングに涙したのも今となっては懐かしい思い出ですw)
ゲームをプレイすること自体に価値があったので、購入しプレイすることで完結していたのでしょう。
Free to Play(フリー トゥ プレイ)
ゲームを無料でプレイできるようになったのが「Free to Play」。
「Pay to Play」の時代から徐々に世の中ではスマートフォンが普及。
いわゆるアプリの概念が世に浸透したのは、2010年あたりからでしょう。
僕もパズドラで遊んでいた時期もありますが、初期は「無料でゲームが遊べるなんてありがたい!」と感じていました。
時代背景として、スマートフォンの普及により、移動時間などにスマホに触れられる時間が増えました。
結果として世の中全体でゲームをプレイする人と時間が増えたわけです。
そのため、企業はゲームソフト単体の売上だけを追うのではなく、広告収入や課金によって売上の最大化を狙ったわけです。
2022年現在も、ほぼこのビジネスモデルは健在…というより主流です。
Play to Earn(プレイ トゥ アーン)
そして、2021年に一気に広まったのが、この「Play to Earn」。
ゲームで稼ぐという夢のような概念です!
「ゲームなんてしてないで勉強しなさい!」という世の中の親御さんのセリフは今後通用しなくなるかもしれませんw
現に、東南アジアなどでは普通に働くよりもGameFiの方が稼げてしまうため、一日中ゲームしている人も増えています。
ある意味そうなると仕事に近いわけですが、生活ができるなら誰も文句言わないでしょう。
生活できるどころか、ゲーム内で仮想通貨を増やすことで、莫大な資産を築く人が増えています。
ここまでずっとゲーム開発会社がルールを作ってきましたが、GameFiではプレイヤーが主役!
ロールプレイングゲームで例えるなら、プレイヤーは冒険してレアアイテムをゲットして売却するもよし、商人となり利益を追い求めるもよし、服や建築物のデザイナーとなって商品を販売するもよし!
メタバースの中で、経済社会が成り立つ時代が到来したのです。
GameFiが広まった理由としては、ブロックチェーン技術の開発の恩恵が大きいです。
というか、ブロックチェーン技術がなかった実現していません!
NFTアートもGameFiもブロックチェーン技術あってこそ。
このあたりは、別記事でブロックチェーンの仕組みと役割を超初心者向けに解説しているので、興味ある方はぜひご覧ください。
GameFiでの稼ぎ方
ここからは、GameFiで稼ぎ方についてお伝えします。
ゲームによって多少異なる部分もありますが、ほぼ同じ仕組みです。
GameFiで稼ぐ方法は、主に3つあります。
- プレイして得たトークンの売却
- NFTの売買による収益
- NFTレンタルによる収益
では、それぞれ解説していきます。
1,プレイして得たトークンの売却
まずは、ゲームをプレイすることにより、トークン(仮想通貨)を得るというもの。
そして、そのトークンを売却することによって、収益を得ることができます。
例えば、『Axie Infinity』(アクシー インフィニティ)や先に紹介したGala Gamesの人気タイトル『TownStar』は、デイリーミッション(クエスト)をこなすことでトークンをもらえます。
ただし、ミッションをクリアすれば誰でもトークンをもらえるというわけではありません。
(『Axie Infinity』は、最初にモンスターのNFTを購入するので無課金プレイ不可ですが…)
基本的には、無課金ユーザーは対象外で、NFTを購入したりすることで配布対象になれます。
まぁ、開発企業もボランティアではありませんから、当然といえば当然ですよね。
2,NFTの売買による収益
続いては、NFTの売買によって収益を得る方法です。
NFTの魅力は、ゲーム内のアイテムを購入したら完全に自分の所有物となる点!
ですので、ゲーム内で獲得、もしくは購入したNFTを売却できます。
その差額によって稼ぐことができるというわけですね。
更に言うと、ゲームに飽きたら投資購入したNFTを売却するのも手段のひとつですね。
Free to Playの課金は、基本的に投資にはなりえませんでしたが、GameFiのアイテムは、投資対象になります。
中にはプレミア価格のように、価値が高騰するアイテムも必ず出てくるので、売却益(キャピタルゲイン)で一気に収益を増やすことも夢ではありませんね♪
3,NFTレンタルによる収益
次が、アナタが所有しているNFTを別のプレイヤーにレンタル(貸し出す)ことで稼ぐ方法です。
これは、現実世界の不動産大家さんをイメージするとわかりやすいですね。
賃貸物件を所有している大家さんは、最初にマンションの部屋を購入しています。
これがつまり、GameFiで言うNFTを購入するということ。
『The Sandbox』というゲームを知っていますか?
このゲームはメタバース上で自由に生活し、ファッションアイテムを作成したり、イベントを開催したりと現実世界さながらの社会生活を楽しめます。
『The Sandbox』は、ゲーム内の土地(LAND)をNFTとして販売していて、そのオーナーになったプレイヤーはLANDを他のプレイヤーに有料レンタルすることができます。
ゲーム内の土地を購入したり、貸し出したりするなんて想像できないかもしれませんが、実際に高額で販売されています。
しかも、販売開始直後に即完するほどの人気っぷり!!
価格はなんと…
3.2ETH=約111万円(2022年1月19日時点)
おいそれと購入できる金額ではありませんよねw
そのため、初心者が最初からこの方法を収益化の軸にするのはおすすめできません。
もちろん、わんさか資金力があればチャレンジしてもいいでしょうけどね♪
GameFiの始め方を3ステップで解説
GameFiの概念はそこそこわかったから、始め方を教えてぇや!
OK!じゃあ、GameFiの具体的な始め方を伝えていくね♪
GameFiの始め方は、ゲーム会社やタイトルによって異なる部分があります。
この記事では、ザックリとした一般的な説明となりますので、プレイしたい特定のゲームがすでにある場合は、ご自身で調べたうえで手続きを進めてくださいね。
- プレイ可能なデバイスを準備する
- 暗号資産取引所の口座を開設する
- 各ゲームに必要なアカウント・ウォレットを作成する
では、個別に解説していきます。
1,プレイ可能なデバイスを準備する
まずは、デバイスの準備です。
スマホ、タブレット、パソコンあればどんなGameFiもプレイできると思い込んでいませんか??
実はそんなことはありません。
ゲームをプレイするうえでデバイスを準備するなんて極めて当たり前のことなのですが、実はスッポリ抜け落ちてしまうことも…。
なぜなら、僕自身がヒヤッとした経験があるからです。
僕は、プレイするGameFiを選ぶうえで、漠然と『The Sandbox』に決めていました。
理由は、Coincheckと提携しているので日本での人気が増しそうだからというもの。
しかし、調べてビックリ!!
『The Sandbox』の醍醐味の一つと言えば、自分自身の手でゲームを作成する「Game Maker」。
なんと、2022年1月現在、Windowsにしか対応していません!
実は、僕は10年以上もmacユーザーでしてWindowsのPC端末は持っておりません…。
あやうくメインコンテンツを楽しめないのに参入するところでしたww
※3Dのオブジェクトをデザインするツール「VoxEdit」はmacにも対応しています。
全体のユーザー数を見ればWindowsの方が多いわけですが、日本も随分macユーザーが増えたよね。
意外に盲点になりやすいので、いま一度アナタのデバイスでプレイができるかどうかチェックすることをおすすめします。
また、スマホでプレイする人は、iPhoneに非対応のゲームもあります。
意外に知られていませんが、日本はiPhoneのシェアが異常に高く、世界で見るとAndroidの方がユーザー数は多いんです。
ゲーム開発企業にとっては、Androidを優先的に対応した方が、より多くのユーザーを囲い込めるので、これまた当然の結果というわけです。
お金に余裕があるのであれば専用にデバイスを購入するのももちろんありですね♪
いずれにしても、初期費用の有無なども同様、GameFiタイトルを事前にリサーチをして、アナタの環境や予算でプレイ可能かどうかは確認しておきましょう!
2,暗号資産取引所の口座を開設し仮想通貨を購入する
続いて必要なのが、暗号資産取引所の口座開設。
GameFiをプレイして、収益化する手段のひとつとしてNFTの売買があるとお伝えしましたよね。
NFTを購入するためには仮想通貨(暗号資産)が必要です。
そのため、取引所で口座を開設して然るべきタイミングにNFTを買う準備をしましょう。
GameFiのタイトルによって開設するべき取引所は様々。
初心者にとってはこのあたりから難易度高くなってくると思いますが、大切なポイントなので頭に入れておきましょう!
ゲームタイトルによりますが、ETHを購入できる取引所とBinanceという海外の取引所で口座を開設すればだいたいOKです。
Binance(バイナンス)は世界最王手の暗号資産取引所の名称で、なんと1,000銘柄以上の仮想通貨を取り扱っています。
日本語対応もしていて、クレジットカードでも仮想通貨を購入できるため気軽に利用できます!
Binanceの口座開設方法も今後開設予定です!
ちなみに、『The Sand Box』をプレイするなら、日本初のNFTマーケットプレイスを運営しているCoincheckがおすすめです!
日本円でも入金できますし、日本では最も仮想通貨の取り扱い銘柄が多いという特徴もあります♪
Coincheckの口座開設方法については別記事で詳細を開設していますので、ぜひ参考にしてみてください。
3,各ゲームに必要なアカウント・ウォレットを作成する
最後は、各ゲームに必要なアカウントと仮想通貨ウォレットを作成しましょう。
ゲームタイトル用のアカウントや、ゲーム運営会社のアカウントを作らないとそもそもプレイできません。
そして、それとセットになるのが仮想通貨ウォレットです。
仮想通貨ウォレットとは、その名の通り仮想通貨のお財布のこと。
仮想通貨と言っても様々な銘柄があり、中にはブロックチェーン技術が異なったりするため、同じウォレットですべての仮想通貨を管理できないんです。
例えるなら、円、ドル、ユーロ、ルピーなど世界には国や地域で通貨の単位が異なりますよね。
それをひとつの財布に入れても管理が大変なのと同じように(実際には技術的に管理できないのですが…)、各通貨ごとに専用の財布を用意しているイメージです。
ゲームやゲーム開発会社ごとに仮想通貨は異なるので、それぞれの仮想通貨専用のウォレットを作成する必要があるんです。
GameFi人気タイトルのウォレットとトークンをまとめておきます。
GameFi タイトル名 | 開発企業 | ウォレット名 | トークン(仮想通貨)名 |
TownStar(タウンスター) | Gala Games | Gala Wallet | GALA / TOWN |
Axie Infinity(アクシーインフィニティ) | Sky Mavis | Metamask/Ronin Wallet | AXS / SLP |
The Sandbox(ザ・サンドボックス) | PIXOWL INC. | Metamask | SAND |
単語だけ見ても全くわからないと思いますので、ほぼ覚える必要はありませんw
ただ、Metamask(メタマスク)は、NFTを始めるなら必ず作ると言っても過言ではないウォレットなので覚えておきましょう!
各ゲームの始め方に関しては、今後、解説記事を執筆予定です。
無料でもプレイできるGameFi「Town Star」に興味がある方は、こちらの記事を参照してくださいね。
GameFiの始め方まとめ
GameFiの始め方についてザックリお伝えしてきました。
GameFiまでの歴史と概要については、少し理解を深めていただけたかと思います。
最後に、おさらいしておきましょう。
- GameFiでは、ゲームをして稼ぐことができ、これを「Play to Earn」と呼ぶ
- GameFiの稼ぎ方は主に3種類でゲームにより異なる
- GameFiを始めるためには、適切なデバイス・取引所口座・トークンウォレットが必要
- プレイに必要なアカウントやウォレットは、ゲームによって異なる
GameFiを実際にプレイするまでには、今までのスマホゲームと違って準備するものが多いです。
しかし、それもゲームで稼ぐという夢のような世界へ飛び込む準備運動のようなもの♪
そう思えば、俄然やる気でてきますよね!
今後、僕のブログでも人気タイトルの始め方などについて執筆予定です!
もし、リクエストなどあればお気軽にコメントやTwitterにリプをしてくださいね。