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ETHからPolygonへのブリッジ(変換)方法!ガス代やかかる時間を初心者向けに解説

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タコ

NFT買うときはPolygonがお得って聞いたけどういう意味なん?

ふぁーぺん

Polygonだとガス代という手数料が安くなるからお得なんだよ♪

こんにちは。NFTブロガーのふぁーぺん(@ENJOYNFT_Peng)です。

NFTをOpenSeaで購入する際に、『Polygon』(ポリゴン)という単語を見かけたことはありませんか?

実はPolygonを使うかEthereumのまま使うかによって、ガス代という仮想通貨の送金に必要なガス代が大きく異なります。

ということで、今回の記事では、ETH(イーサリアム)からPolygonへのブリッジという変換方法について画像つきで解説していきます。

※イーサリアムチェーンで販売しているNFTをポリゴンチェーンで購入することはできないので要注意!

EthereumチェーンからPolygonチェーンへのブリッジはタイミングにより、異常に時間がかかったり不具合が起こる場合もあります!

実践する際には、Twitterなどで直近の状況をリサーチしてから始めることをおすすめします。

こんなアナタにおすすめ
  • NFTをなるべく初期費用を抑えて購入したい
  • NFTを購入したいけど失敗したくない
  • よくわからんけどNFT買うために紫色のETHが欲しい

ETHとPolygonの違いとは

ガス代が抑えられるという情報はなんとなく理解できても、そもそも、Polygonについてよくわからないという人も多いハズ。

小難しい話はいらないから、ブリッジの方法を早く知りたいという方は、具体的なブリッジの手順解説までジャンプしてください♪

まずは、ETHとPolygonの違いについて解説しますね。

ただ、その前段としてぜひ知っておいていただきたい情報があります。

イーサリアム(Ethereum)=仮想通貨のETHだと思っている方もいるかもしれませんが、実はそうではありません!

イーサリアムはブロックチェーンの種類の名称で、ETHは仮想通貨の銘柄・単位です。

仮想通貨のETHは、「イーサ」と呼ばれることも多いですね。

イーサリアムは、様々な役割をもたせることができるため、よくプラットフォームやOSとして例えられます。

例えば、NFTの醍醐味である所有権の証明は、イーサリアムのスマートコントラクト機能を応用したものです。

一方で、Polygonはイーサリアムチェーンから派生したブロックチェーンです。

わざわざ、派生させたのにはそれ相応の理由があります。

Polygonが生まれた背景

ポリゴンチェーンが生まれた理由。

それは、イーサリアムが抱えるユーザー数の増加による手数料の高騰と処理時間の遅さという問題に起因しています。

イーサリアムは、もともと送金などの処理に時間がかかる仕組みであることに加え、利用者が多くなり手数料が高騰してきたことが背景にあります。

そうなると、暗号資産としてのもともとの利便性が失われてしまいますよね。

その2つの問題を解決するために開発されたのが、Polygon(開発時:Matic/マティック)で、このような改善策のことをセカンド・レイヤー・ソリューションと呼びます。

Polygonは、イーサリアムが抱えていた処理速度の遅さと手数料の高騰という課題の解決を実現してくれているわけですね!

イーサリアムETHとポリゴンETH

ここからちょっとややこしい話をします!

なんとなくわかったような気がするものの「イーサリアム」と「ETH」がごっちゃになっていませんか?w

ココは、僕も最初かなりこんがらがっていました。

たぶん一番この記事でややこしいポイントですねw

表に簡単にまとめました。

イーサリアム ETH
ポリゴン ETH
ロゴマーク
ガス代(手数料)
高い
安い
送金時間
遅い
早い

ポイントは、同じETHという仮想通貨銘柄ですがブロックチェーンが違うということ!

ふぁーぺん

アメリカ・オーストラリア・香港・カナダ、それぞれ通貨は「ドル」という同じ名称だけど、別々の通貨なのと同じように考えるとイメージしやすいね!

通貨の呼び方が同じでも、国が違えば当然使えません。

ここで言う、イーサリアムチェーン、ポリゴンチェーンは国の名前で、ETHは通貨の名称です。

現実世界に例えてみるとわかりやすいですが、オーストラリアのお店において、米ドルで直接の商品を購入できないのと同じです。

海外旅行に行ったら、現地で使えるお金に両替しますよね?

それが仮想通貨で言うところの、ブリッジです。

世界最大手のNFTマーケットプレイス「OpenSea」でNFTを購入する際、主にイーサリアムチェーンのETHとポリゴンチェーンのETHを決済に利用します。

では、いよいよブリッジの方法について解説していきます。

ここからイーサリアムのETHからポリゴンのETHにブリッジ、つまり、交換する方法について解説していきます。

手順は以下の通り。

ETHをPolygonにブリッジする手順|3ステップ
  1. メタマスクを用意
  2. ETHを購入しメタマスクに送金
  3. Maticのメインネットをメタマスクに追加
  4. Polygon公式サイトで手続き

では、具体的に解説します。

1,メタマスクを用意

まず、NFTを購入するためにはデジタルウォレットである『MetaMask』(メタマスク)を使うのが一般的です。

メタマスクの解説がまだ済んでいない場合は別記事で解説していますので、先に準備しましょう。

2,ETHを購入しメタマスクに送金

続いて、PolygonへとブリッジするためにETHを購入し、送金しましょう。

もし、すでにお目当てのNFTがある場合は、購入に必要なPolygonETHの数量をチェックしておきます。

後ほど詳細をお伝えしますが、ブリッジする際にもガス代が必要となるので、ギリギリを攻めるのはNG!

ETHの相場にもよりますが、0.04ETH(日本円で1万円強)くらいは余裕を持ってメタマスクに送金しておくことをおすすめします。

メタマスクへの送金方法も、先ほどの解説記事で紹介しています。

>>MetaMask[メタマスク]の使い方|PC版のインストールからログイン方法まで解説!

もし、暗号資産取引所の口座を開設していない場合は、コインチェックがおすすめですよ。

3,Maticのメインネットをメタマスクに追加

イーサリアムからポリゴンのETHにブリッジするためには、メタマスクに「Maticメインネット」を追加する必要があります。

通貨の種類が異なるイーサリアムのETHとポリゴンのETHをポケットを分けてそれぞれ管理するのですが、初期設定ではポリゴン用のポケットがないため、あらかじめ用意することを目的とする作業です。

ちなみに、Maticとは現在のPolygonのことで、2021年2月にリブランディングされ名称が変わりました。

ただし、メットワーク名や独自トークンの名称には2022年1月現在も「Matic」が使われているので誤解しないように注意しましょう。

メタマスクを起動して、上部の「イーサリアムメインネット」をクリックし、続けて「ネットワークの追加」をクリックしましょう。

設定画面に遷移するので、各項目を入力していきます。

各項目は以下をコピペしてもらってOKです!

  • ネットワーク名:Matic mainnet
  • 新規RPC URL:https://polygon-rpc.com
  • チェーンID:137
  • 通貨記号:MATIC
  • ブロックエクスプローラーのURL:https://polygonscan.com/

※各項目の情報は2022年1月24日時点のものです。URL等は設定の際に、ご自身で最新情報を確認してください。

各項目を入力したら「保存」をクリックします。

※画像の保存ボタンは白っぽいですが、項目入力したら青色に変わります。

念のために、Matic mainnetの設定ができているか確認しておきましょう。

メタマスク上部のメインネットを選択する画面で「Matic mainnet」が表示されていればOKです。

これで、Matic mainnetの設定が完了です。

今回はイーサリアムチェーンのETHからポリゴンチェーンのETHにブリッジするので、設定確認後は「イーサリアムメインネット」にしておいてください。

Matic Web Walletでブリッジ

いよいよ、イーサリアムのETHをPolygonのETHへブリッジをします!

ブリッジするために「Matic Web Wallet V2」というサイトへアクセスしましょう。

>>Matic Web Wallet V2

ちなみに、NFTや仮想通貨関連でウォレットに接続が必要なサイトを探すとき、Google検索で探すのはNGです!

理由は、詐欺サイトが検索上位や広告表示されている可能性があるから!

この場合、うっかりメタマスクなどのウォレットを接続してしまうと、資産をごっそり盗まれる可能性があります。。

OpenSeaや暗号資産取引所などの詐欺サイトも過去に見つかって被害にあっている人もいますので、必ず信用できるサイトからアクセスし、ブックマークしておきましょう。

僕のような個人ブログがあまり信用できないと感じる方は、複数のサイトでリンク先URLが同じかどうか検証するのも良いと思います。

では、話をブリッジに戻しますw

Matic Web Wallet V2にアクセスし、メタマスクでログインするために右上の「Connect to a Wallet」をクリック。

メタマスクを選択します。

続いて、認証のためにメタマスクが自動的に起動するので、署名ボタンをクリックしましょう。

一般的なログインには、IDやパスワードが必要ですが、メタマスクに接続するだけで簡単に利用できます。

画面が遷移するので、右上にメタマスクのキツネアイコンが表示されていたら接続が成功している証です。

続いて、左から2番目の「Polygon Bridge」をクリックしましょう。

まず、「Deposit」タブが選択されていることを確認します。

(デフォルトでDepositになっていますが念のため…)

続いて、ポリゴンチェーンのETHとしてブリッジしたい数量を入力します。

イーサリアムチェーンのETHとポリゴンチェーンのETHはほぼ同価値なので、特に計算する必要もなく楽ちんですね♪

気をつけておくべきポイントは、OpenSeaでこのままNFTの購入を考えている場合は特に、NFTアイテム販売価格ギリギリの数量をブリッジするのはやめましょう。

理由は、ブリッジする際にガス代が発生するからです。

ガス代とは、暗号資産をを送金するときに発生する手数料のことです。

ガス代は、ブリッジする度に発生するので、回数を重ねるその分無駄な手数料が発生してしまいます。

しかも、ガス代はなかなかの値段で、安くて数千円。

高いと1万円以上を求められることもあります…。

手数料に1万円、しかもブリッジするたびに支払うとか無駄でしかないですから、気をつけましょう。

今後も継続的にNFTを購入するのであれば、余裕を持ってブリッジしておきましょう。

ブリッジする数量は、NFTの販売価格ギリギリに設定しないように!

では、いよいよブリッジの最終局面へ向かいます!

注意事項が出てきますので、さらっと読みましょう。

「ブリッジに7〜8分ほど時間かかりますよ」と書いてます。

良ければ「Continue」をクリックしましょう。

ガス代の最大金額が米ドルで表記されます。

この場合だと、ガス代が57ドル=6,500円も必要なのかと一瞬焦りますが、実際はもっと安いです。

(と言ってもまーまー高いですが…)

ここではまだガス代は確定しませんので、先に進みましょう。

確認画面が表示されるので、「Continue」をクリックします。

そうすると自動的に、メタマスクが起動します。

ここで、正式がガス代が表示されます。

数秒ごとにガス代の表記は変動するので、しばらく見つめてなんとなく相場を見極め、「安い」と感じた価格で「確認」をクリックしましょう。

ガス代には安い時間帯と高めの時間帯があるようで、節約したい方はガス代価格推移サイトなどを参考にしてみても良いのではないでしょうか?

こちらは、ガス代の推移がひと目で分かるサイトです。

>>Ethereum Gas Charts

チャートを見るとわかりますが、たまにガス代が跳ね上がってるのでそのタイミングは外した方が良さそうですね。

確認を押すと、画面が切り替わりアイコンがくるくると周りはじめます。

ここから何もなければ7〜8分でブリッジは完了しますので、Twitterやらスマホいじるなりしてして時間を潰しましょう。

ピースサインに変わり、「Completed」が表示されたらブリッジ完了です!

メタマスクにトークンを追加

続いて、メタマスク上でポリゴンETHを確認できるようにトークンを追加します。

トークンを追加しないと、メタマスクの中に仮想通貨が入っていても表示されません。

これは、仮想通貨が無くなるわけではなく表示されないだけですが、無駄に焦ったりしないように追加しておきましょう。

では、手順をお伝えします。

まず、画面左側メニューの「Assets on Polygon」をクリックします。

ETHの箇所ににポインタを置くとメタマスクのアイコンが表示されるので、クリックしましょう。

メタマスクが起動します。

このときに、「イーサリアムメインネット」を選択している場合、「Matic mainnet」への切り替えを要求されます。

そして、そのままETHのトークンを追加しましょう。

これで、トークンの追加は完了です。

お疲れさまでした…と言いたいところですが、PolygonETHで支払いする際に発生するガス代用のトークンも一緒に用意しておきましょう。

ガス代用トークンのMATICを用意

ポリゴンETHでNFTを購入する際には、ETHそのものとは別にガス代が必要となります。

ですので、ついでに用意しておきましょう。

そして、ポリゴンチェーンでのガス代用トークンをMATIC(マティック)と呼びます。

さきほどお伝えしているとおり、ポリゴンのガス代はかなり安いのですが、足りなければ当然NFTを購入することができません。

ちなみに僕は、その僅かなガス代が足りないがためにNFTが買えないというお粗末な失敗を経験していますw

僕のような悲しい経験をしないためにもこのタイミングで用意しておきましょう!

MATICは、ポリゴンETHをスワップすることで入手できます。

スワップとは、簡単に言うと交換するという意味ですね。

さきほど、ブリッジして入手したポリゴンETHをそのままスワップします。

では、手順を解説していきますね。

まずは、ETHのトークン追加方法と同じ方法で、MATICのトークンも追加します。

まだMATICを手にしていないので「0」が表記されています。

このあたりが初心者にとっては、かなりややこしいので補足しておきますね!

さきほどブリッジして手に入れたのはポリゴンETH

そして、今からスワップして入手しようとしているのが、ガス代トークンのMATICです。

では、スワップ方法についてお伝えします。

画面左側メニューの「Swap for gas token」をクリックします。

画面が遷移するので、以下の手順で操作してください。

  • 1MATICを選択
  • スワップ元の仮想通貨で「ETH」をメニューから選択
  • 確認して「Approve」をクリック

※スワップ元の仮想通貨を選択するプルダウンメニューでは、ETHの表記が「Ether(PoS-WETH)」となっています。

 

しばらくすると、「Swap」が選択できるようになります。

ボタンの色が、グレーから紫に変わったらOKのサイン。

「Swap」をクリックするとメタマスクが起動し署名を求められます。

間違いなければ、「署名」をクリックしましょう。

1分もかからず、スワップが完了します。

たびたび、バグなのか不具合なのかわかりませんが、トランザクションが全然進まないことがあります。

僕も初めてスワップをしたときは、5分経ってもトランザクションが終わらず焦りましたw

↑この画面から一向に切り替わらず…w

しばらく時間を置き、メタマスクをログアウトしてからあらためて手続きすると難なく完了しましたよ♪

もし、同じような状況になったら試してみてくださいね。

最後に、スワップが完了しているかメタマスクを確認しましょう。

「0」だったMATICが反映されていればOKです!

これで、ブリッジとガス代トークンの入手のどちらも完了しました!

おつかれさまでした!!

ETHからPolygonにブリッジにかかるガス代を計算

イーサリアムチェーンのETHからポリゴンチェーンのETHへのブリッジにかかるガス代について調べました。

前提として、ETHの価格によってガス代も変動することは知っておいてください。

そのため、「日本円でいくらかかる」という表現は難しいです。

参考までに、僕が上のキャプチャを撮る際に実際に手続きをしたときのガス代は、0.008631ETHで、その時の相場で2,442円でした。

この時間帯、1ETHは282,933円です。

仮に昨年12月などETHが高騰していたとき、1ETH=50万円で計算すると、4,315円となります。

この記事を書いているのは2022年1月24日でETHは暴落レベルで価格が下がっているので、ガス代は安く抑えられるということですねw

タコ

ガス代だけで2,400円とかまーまー高いやん!?ホンマにお得なん??

ふぁーぺん

ただ、イーサリアムチェーンのETHのガス代はもっと高くて2万円、3万円まで高騰したこともあるんだよ!

2022年1月現在、未だにイーサリアムチェーンのETHのガス代は高く、1万円を超えることはザラです。(こちらもETHの価格により変動します)

それを考えると、ポリゴンチェーンのETHにブリッジしておくほうが、かなりガス代を安くなり、お金を節約できるということがわかりますよね。

ETHからPolygonのブリッジに必要な時間

ETHからPolygonのブリッジに必要なトランザクション時間は、7〜8分程度です。

実際に僕がブリッジしたときも、10分かからずに完了していました。

Twitter見てたら終わってた感じですw

ただ、タイミングによってはかなり時間がかかることもあるらしくこんな悲痛な叫びもちらほら…。

さすがに16時間は悲惨ですね…。

なので、時と場合によってはかなり時間を要することもあるということを、頭の片隅に置いておきましょう。

ETHからPolygonのブリッジまとめ

イーサリアムのETHからポリゴンのETHにブリッジする方法について要点をまとめていきます。

ETHからPolygonへのブリッジまとめ
  • ブリッジとは仮想通貨の両替のようなもの
  • ポリゴンチェーンはイーサリアムチェーンに比べてガス代が安い
  • NFT買うなら余裕を持ってブリッジしておこう
  • ポリゴンETHだけでなくガス代トークン「MATIC」も入手しよう
  • ブリッジにかかるガス代は時間帯とETH価格により変動する
  • ブリッジにかかる時間は一般的には7〜8分(例外あり)

ブリッジするための手続き方法だけでなく、ポリゴンチェーンが生まれた背景までお伝えしたので少し長くなってしまいました。

ただ、NFTを売買したり、GameFiに取り組むなら、ある程度の知識は持っておく方が絶対におすすめです!

なぜなら、この業界はまだまだ発展途上で今後さらに新しい技術の開発が進みますし、それにともなって新しい単語もザクザク出てくるでしょう。

その度に頭を抱えていたらストレスが半端なさそうなので、ぼちぼち理解を深めていくのが良さそうですね。

ブリッジが完了したら、OpenSeaでNFTを購入する方法の実践記事もぜひチェックしてくださいね♪

ABOUT ME
ふぁーぺん@AIビジネス&NFTブロガー
副業初心者がゼロからイチを達成するノウハウをお届けします。 【得意なこと】 ・SEO対策全般 ・セールスライティング ・コンテンツライティング 【実績】 ・個人ブログで最高月間95万PV ・AIビジネスに参入し初月20万円利益 ・AI美女コンテンツ合計110部以上が販売